いわゆる肩こり...
17.05.29
最近肩痛の痛みを訴えて来院される患者様が多くいらっしゃいます。そこで今回は肩についていくつか紹介したいと思います。
頸肩腕症候群
あまり聞いたことのない病名ですが、これを普通の言葉で言うと「肩こり」になります。医学用語というのは難解ですね。
人間の頭部の重さは5キログラム以上あり、背骨の上にバランスをとって乗っています。このバランスを支えているのが、首から肩甲骨のあたりにつながる僧帽筋です。通常、頭部の重みは背骨のS字カーブや、頸椎のあいだの椎間板がクッションになってうまく分散し、身体の一部に負担がかからないようにしています。しかし、長時間、悪い姿勢や無理な姿勢を続けると、筋肉に負担が集中し、疲労してしまうのです。パソコンの入力作業はその典型で原因になりました。
胸郭出口症候群
若くて、なで肩の女性に多く見られる病気です。
胸郭出口とは聞き慣れない言葉ですが、一番上の肋骨(第一肋骨)と鎖骨、そして斜角筋がつくるすき間のことで、ここは腕の神経や血管の通り道になっているため、狭くなって圧迫されると肩こりなどの症状が出てくるのです。
頸肩腕症候群は鍼灸治療の特定疾患です。首部通、肩痛でお困りの方、当院では鍼灸治療も行っていますのでお困りの際はぜひご相談ください。
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