小山市の接骨院による健康情報
今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします!!
体に優しいひじきについて
日本海を中心に生息する海藻で、寒さが厳しい時のものほど、風味があ るといわれています。3月頃までが取り入れの最盛期です。
海から取ったひじきは水洗いしたあと、釜で長時間蒸し煮にし、天日干しをして、私たちが店頭で見る乾燥ひじきになります。
乾燥したひじきには、芽ひじきと長ひじきがあり、芽ひじきは葉の部分で、長ひじきは茎の部分のことです。
ひじきの栄養と効能
ひじきは、現代の日本人に不足しがちなカルシウム、鉄分、リン、カリウム、ヨウ素、マグネシウム、カロテン、食物繊維等を含みます。
ひじきのカルシウムとマグネシウム
カルシウムは海草の中でもトップで、こんぶの2倍も含んでいます。食物繊維も豊富で、ごぼうの5倍もの量を含んでいます。カルシウムが効率よくはたらくためには、マグネシウムが必要とされていますが、ひじきにはカルシウムとマグネシウムがバランスよく含まれており、骨や歯を丈夫にして骨粗鬆症を予防に役立ち、さらに中枢神経を鎮めてイライラを和らげる働きがあります。
カリウムは、体内の余分な塩分を排出し、食物繊維がコレステロール値を下げるので、高血圧や動脈硬化の予防に有効です。便秘の改善にも有効です。
豊富な鉄分はひじきだけでは吸収されにくいので、良質のたんぱく質やビタミンCと合わせて食べると吸収率がアップします。大豆製品、野菜などと一緒に食べることをオススメします。
◆ レシピ ◆ ひじきの煮物
★材 料
ひじき 50g 油あげ 1枚 にんじん 5cm いんげん3~4本 大豆(水煮) サラダ油 大さじ1
(調味料)
醤油 大さじ3 みりん 大さじ3 水 2カップ
★作り方
ひじきは水でもどし、4~5cm長さに切ります。
油揚げは湯通しして細切りに、いんげん、にんじんは細切りにします。
鍋にサラダ油を熱し、水きりしたひじきと②の材料と炒めます。
全体に火が通ったら、調味料を加え、弱火で煮ます。
汁気が1/3以下になるまで煮つめて出来上がりです。
乾燥ひじきは水で戻すと5~8倍にふくらみますので、調理の際には気をつけてください。生ひじきとして売られているものは、乾燥ひじきを戻したものをパックしたものがほとんどです。
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