「いい姿勢になりなさいっ!」って言われても…
最近、正座ってしていますか?
イスとテーブルの生活が当たり前になっている、昨今、なかなか正座する機会がありませんよね。
そんな、床に座ったりする生活から、かけ離れた生活が当たり前の、若い世代の方々を施術させていただく機会が多くありました。
怪我をしてしまった為に、その回復目的での動作の癖の修正。アライメント調整。
日頃の姿勢改善や頭痛等、若い世代の方々も、さまざまな症状を抱えています。
その際、親御さんが同伴されてきてくださることも多いのですが、
そんな時、決まって
「いつも姿勢が悪くて、気になっていました」
「もっと姿勢よく座りなさい」
「いつも、そうやって姿勢を意識しないといけないですよね~」
と、だいたい、こんな感じの会話が繰り広げられています(笑)
ですが、では、
【よい姿勢】
とは、どのような姿勢でしょうか??
背中がピーンと伸びている姿勢?
背中にものさしが入ったような姿勢?
定義が難しいですよね。
しかも、見た目がいい姿勢のように見えても、意外とそういう方でも、慢性的な肩こりや腰痛に悩まされていたりもします。
要は、バイクや自転車でもちょうどいいところで、立たせると、そんなに力がなくても支えられるポイントってありますよね?
そうすると、体の前後、左右の筋肉が丁度バランスがとれて、余計な力を入れない状態で立ったり、座ったりできます。
なので、その姿勢を目指せばいいわけです。
どうやって?
そうですよね。
冒頭の親御さんのように、体に対して、自分自身でいう。もしくは他の人から言ってもらう。
『いい姿勢になれ。いい姿勢を意識して生活しなさい。』
…果たして、いい姿勢の経験もない、定義もわからない、その体に言い聞かせても、なかなか、いい姿勢は作れないですよね。
すでに経験はされていますし、自身の中には定義は備わっています。
赤ちゃんの頃、一生懸命に立ち上がりましたよね?
フラフラ・よろよろしながらも、バランスをとってしっかり両足に力いれて真っ直ぐたとうとしましたよね。
赤ちゃんは猫背では絶対に立ち上がって歩けないですからね。
その頃の経験をたどっていけば、できるかもしれませんが、ちょっと時間がかかりそうですよね。
じゃぁ、手っ取り早く、経験させたほうがいいですよね!
だいぶ、話がそれましたが、結局何の話かというと、
☆椅子の生活に慣れた、若い世代の方々に、いい姿勢を強要しても、経験がないから、いい姿勢になりたくても、な れない現実があるということ。
☆その場合、脳にいい姿勢を経験させてしまい、自分の中に基準を作っておくと、いい姿勢が作りやすい。
☆日本人の骨盤、腰椎の理想的な形状は正座をしたときに、作られやすい。
☆それでも、わからない、改善しづらい場合は輝整骨院 思川店へどうぞ(笑)
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