小山市の鍼灸院による健康情報
今週もあおやま鍼灸整骨院グループが健康情報をお伝えします
3つの入浴の効果について
1,温熱効果
お風呂はお湯が持っている「温度」「浮 力」「水圧」などが身体をほぐし新陳代謝 を促し、血行を良くしてくれます。緊張した 神経も和らぎますし、瀬杰になる事で身体 の免疫力も高まると言われています。
あたたかいお風呂に入ることにより血行がよくなり、それによって多くの効能が得られます。 体が温まることにより血管(特に抹消血管)が広がることで新陳代謝が高まり、体内の不要物の排泄を促します。
温度の高いお風呂(42℃以上)は、緊張、興奮の自律神経「交感神経」が優位に立ち、しっかりと目が覚めた状態となります。
一方、ぬるめのお風呂(37から40℃)は、気持ちを鎮める働きをするリラックスの自律神経 「副交感神経」が優位に立ち、落ち着いた気分になります。
なお、日本人がもっとも気持ちの良いと感じる温度は「42℃」です。
2.静水圧効果
お風呂に入ることにより全身に圧力(水圧)がかかり、内臓が刺激され、内臓運動となります。
また脚には全血液量の約三分の一が集まり、この血液が心臓に送り返されるため「脚は第二の心臓」と言われることがあります。
この脚の血液は、陸上では、重力が邪魔をして血液が心臓まで上がりにくくなります。 ところが、入浴すると、水圧で血管が細くなり、血液が心臓に向かって押し上げられます (ポンプアップ効果)。
その結果、血液やリンパ液の循環も活発になっていくのです。
なお、全身浴では水圧により心臓への負担が大きいのですが、半身浴や足浴では水圧が減少するので、心臓への負担が少なくなります。
3.浮力効果
お風呂に首まで浸かると、体重は約十分の一になり、体を自由に動かせるようになります。
体が軽くなった感覚により筋肉が緩みリラックスした状態になります。
また、体の各部分を早く動かすと、水の抵抗力が加わり筋力の強化になります。
これを利用して筋力の弱った人や運動機能の低下した人のリハビリテーションにも利用されます。
まだまだ寒いですが入浴をしながら乗り越えて行きましょう!
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